2014年 03月 17日
原宿を描く。
これは教室の野外で原宿を描いたときのもので、ラフォーレの前です。
毎度のことながら、色を塗る前の方がよかったかも。
先日、もうひとつのクラスとの合同講評会だったのですが、
同じ原宿だというのに、人それぞれ視点も描き方も違っていて、
勉強にもなり、新鮮でもありました。
普段は人物を小さく描く私ですが、
今回は女性を全身で入れなければならなかったので、
手前の二人のみ写真を撮ってそれをもとに描きました。
が、写真から描くことが後ろめたい気持ちになるんです。
本来、このペンスケッチは現場で描くというものですから、
遠近がおかしくなろうが、人物が多少失敗しようが、
それはそれで味があり、写真を元に描いたものとは全然違うんですよね。
もうひとつのクラスの女性の方が、現場で人物をすべて描かれていて、
自分は写真から人物を描けないからと話されていたけれど、
その言葉と絵にはっとさせられました。
やっぱり生描きが一番なんですよね。臨場感も伝わるし。ほんとに。
初心を思い出させてくれた原宿スケッチ講評会でした。
by karin_koya
| 2014-03-17 23:51
| スケッチ